ロスアトム社は、3人が負傷し、うち1人が重傷だと発表した。ロシア当局と国際原子力機関(IAEA)はともに、放射線レベルは正常で被害は深刻ではないと述べた。
ウクライナの情報当局者は、キエフは攻撃に何ら関与しておらず、ロシア軍自身の責任だと述べた。
ウクライナ、ドニプロペトロフスク地方のザポリージャ原子力発電所(2023年6月16日撮影)。写真:ロイター
ロシア軍は2022年2月のウクライナ侵攻の最初の数週間で原子力発電所を占拠した。両陣営は相手方が原子力発電所を攻撃したと非難した。
ロスアトムの声明によると、同工場への最初の攻撃は食堂付近で発生し、従業員3人が負傷したが、使用された武器の種類については明らかにしなかった。
30分以内にドローン1機が積載エリアを攻撃し、その後別のドローンが6号原子炉のドームを攻撃した。
声明では、ロスアトムは「前例のない攻撃を強く非難する」と述べ、IAEAのラファエル・グロッシ事務局長と欧州連合に対し、安全上の脅威に直ちに対応するよう求めた。
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は世界の指導者に対し、「核テロ」行為を非難するよう求めた。
ウクライナ諜報機関HURの報道官アンドリー・ウソフ氏は、いかなる関与も否定した。
現場に専門家を派遣しているIAEAは、ソーシャルメディアプラットフォームでこのニュースを投稿した。「6号機の損傷は原子力安全に影響を与えるものではないが、原子炉格納容器の健全性を損なう可能性のある深刻なインシデントである」とIAEAは述べた。
IAEAのグロッシ氏は、こうした施設への「直接攻撃」が3回あったと付け加え、「このようなことは許されない」と訴えた。
この原子力発電所には、ウラン235を燃料とするソ連設計のVVER-1000 V-320水冷・水減速炉が6基ある。
マイ・アン(ロイター通信による)
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