ケルン警察署長のフランク・ウィスバウム氏は記者会見で、襲撃犯らはライン川沿いにある築800年のゴシック様式の建物を車を使って襲撃する計画を立てていたとみられると述べた。
2023年12月23日、ドイツ警察がケルン大聖堂を警備している。写真:ロイター
容疑者の襲撃方法は依然として不明だが、大聖堂地下の駐車場は爆発物探知犬によって夜通し捜索されたと彼は述べた。「現在3人が拘束されており、彼らがもう連絡を取れなくなってよかった」と彼は語った。
ウィスバウム氏は、捜査官らが土曜日遅くに、この3人と、昨年12月24日から拘留されているイスラム国(IS)テロ集団とのつながりが疑われる30歳の男性とを結びつける証拠を発見したと述べた。
ドイツ当局は、複数のドイツ諸州および欧州諸国とつながりを持つ中央アジア出身の「個人ネットワーク」と彼が呼ぶ集団の捜査を続けている。現在拘束されている人々の身元や経歴については、詳細は明らかにされていない。
警察によると、容疑者たちはデュースブルク、ヘルネ、ノエルフェニヒの各都市で拘束され、アパートの捜索中に通信機器が押収されたという。
2024年の大晦日の祝賀行事を前に、大聖堂内外の警備が強化されている。警察は住民に対し、機関銃や防弾チョッキを装備した警官を見かけても驚かないよう警告している。
昨年の大晦日に激しい衝突が発生した首都ベルリンでは、数千人の警察官が増員してパトロールを行っている。ドイツ在住の多くのイスラム教徒は、ハマスとの戦いにおけるイスラエルへのドイツの支援に不満を抱いている。
フイ・ホアン(ロイター通信による)
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