RTは6月13日、FSBの発表を引用し、ウクライナ総合情報局に協力していた複数のロシア国民を、国家機密漏洩および破壊工作計画の容疑で逮捕したと報じた。逮捕対象者の多くは、ロシアの防衛産業で働いていた経歴を持つ。
FSBによれば、これらの人物はロシア空軍が使用している兵器の製造に使われる多くの文書や軍事製品をウクライナ諜報機関に提供したという。
ウクライナのスパイグループは、ロシア軍が特殊軍事作戦に使用しているインフラであるウクライナ国境のクルスク地方とベルゴロド地方の鉄道への破壊工作攻撃も準備していた。
このスパイ集団はウクライナ諜報機関に機密文書を提供しただけでなく、ロシア鉄道への破壊工作も計画していた。(イラスト:スプートニク)
ウクライナのスパイ組織の解体中に、FSBは容疑者らから4kg以上の爆発物、起爆装置4個、設計文書、多数の軍事関連品、および15万ドル以上の現金を押収した。
FSBはウクライナのスパイ組織の正体や規模をまだ公表していない。
ロシアの治安機関はここ数カ月、国内におけるウクライナの諜報活動を阻止する取り組みを強化している。その活動の大半は、モスクワの軍事施設に関する情報収集や破壊工作の計画などである。
昨年末、FSBは、黒海の海底を走るロシアからトルコへのガスパイプラインを爆破しようとしたウクライナの計画を阻止したと発表した。さらに最近では、5月に、ロシアの2つの原子力発電所につながる送電線を標的にし、「原子炉を停止させる」計画を立てていたウクライナの破壊工作グループを阻止したと発表した。
トラ・カーン(出典: russian.rt.com)
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