「限界を超えて。イタリアのスポーツ。変わりゆく国の肖像」展は、イタリア外務国際協力省の支援を受けてヴェネツィアのM9美術館が企画し、9月27日から10月8日までハノイで開催されました。
本日(9月27日)午後、ハノイで展覧会「限界を超えて。イタリアのスポーツ。変わりゆく国の肖像」が開幕しました。本展は、イタリアスポーツの歴史、現在、そして未来を探求する創造的な芸術的旅を提供します。様々なスポーツにおけるイタリア人アスリートの偉大な功績を振り返るだけでなく、過去1世紀にわたるスポーツを通じたイタリアの変遷も紹介します。選りすぐりの写真24枚を通して、展覧会「限界を超えて」は、イタリアスポーツの象徴的な場所やアスリートたちをベトナムの人々に紹介することを目的としています。 

左から:ベトナムスポーツ局副局長レ・ホアン・イエン氏、ベトナム駐在イタリア大使マルコ・デラ・セタ氏。
駐ベトナムイタリア大使マルコ・デラ・セタ氏によると、歴史を通じてスポーツは国家間の架け橋となり、分裂を乗り越え、対話を促進する上で強力な役割を果たしてきました。外交とスポーツは、文化間の理解と協力を構築するという共通の目標を共有しています。ベトナム自体が、スポーツの変革力を証明しています。ベトナムはスポーツ産業の急速な発展に伴い、近年、国際的なスポーツの業績が大幅に向上しています。東南アジア競技大会での印象的なパフォーマンスから、2016年と2020年のオリンピックでの金メダルまで、ベトナムのアスリートたちはその決意と卓越性を示しました。スポーツはベトナム社会に不可欠な部分となり、ますます多くの人々がレクリエーションと競技の両方の活動に参加するようになりました。イタリアはベトナムと同様に、スポーツを国民的アイデンティティの中心と考えています。この展覧会は無料で、Casa Italia( ハノイ市ホアンキエム区レ・フン・ヒエウ18番地)で10月8日まで開催されます。
マルコ・デラ・セタ大使は次のように述べました。「我が国のスポーツの伝統は何世紀にもわたり、今日ではイタリアのスポーツ産業は国内総生産(GDP)の1.3%を占め、750社以上の企業を擁し、122億ユーロの収益と92億ユーロの輸出を生み出しています。サッカー、自転車競技、モータースポーツなど、イタリアのアスリートは常に国際舞台で輝かしい実績を残してきました。2024年パリオリンピックでは、イタリアは多くの競技で記憶に残るパフォーマンスを披露し、金メダル12個を含む計40個のメダルを獲得し、再び輝きを放ちました。限界に挑戦し、偉大さを目指し、限界を克服するというこうした価値観こそが、本日開幕する展覧会の核となるメッセージです。」
PV
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