情報筋によると、ニジェールの追放された大統領は「医師の診察を受け」、自身と家族に食料を届けたという。現在、バズーム氏の健康状態は安定している。
ニジェールのモハメド・バズーム大統領は、2021年11月1日、スコットランドのグラスゴーで開催されたCOP26世界首脳会議で演説した。(写真:AFP/VNA)
8月12日、追放されたモハメド・バズーム大統領の側近らは、同 政治家の健康状態に対する懸念が高まる中、同大統領が医師の診察を受けたことを確認した。
バズーム氏は、大統領警護隊が先月末にクーデターを起こして以来、拘留されている。
バズーム氏の側近によると、追放されたニジェール大統領は「本日(8月12日)医師の診察を受け」、自身と家族に食料を届けたという。現在、バズーム氏の健康状態は安定している。
欧州連合(EU)やアフリカ連合(AU)などはバズーム氏の状況について警鐘を鳴らしており、国連人権高等弁務官のフォルカー・ターク氏は、バズーム氏の拘留状況は「非人道的な扱いであり、国際人権法違反に当たる可能性がある」との報告を引用した。
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、今週初めにバズーム氏と面会したと発表した。HRWは、バズーム氏が自身と家族が受けた扱いを「非人道的で残酷」と表現したと伝えた。
7月26日には、ニジェールの兵士らがバズーム大統領を打倒して大統領官邸に拘束し、国境を封鎖して全国的な夜間外出禁止令を宣言した。
7月28日、2011年から大統領警護隊の隊長を務めるアブドゥラハマネ・チアニ将軍は、移行期間中のアフリカ国家の新たな指導者であると宣言し、外国軍の介入は混乱を招くだろうと警告した。
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