タイ下院は7月4日の初会期で議長と副議長2名の選挙を行う予定だ。
タイ国会議事堂の会議室。来年7月に下院議長と首相の選挙が行われる予定だ。(出典:AFP) |
6月29日、タイ下院のポーンピット・ペッチャロエン事務総長は、ワチラロンコン国王と王妃が主宰する7月3日の新議会の開会式に出席するよう、新たに選出されたすべての国会議員と上院議員に招待状を送った。
議会事務局はまた、翌日に開催される下院の最初の会議に国会議員らを招集し、新しい議長と副議長2名を選出するよう求めた。
一方、ウィサヌ・クレアンガム副首相代行は、これらのポストは国会開会から10日以内、もしくは首相選挙の予定日である7月13日までに選出されなければならないと断言した。
同氏によると、衆議院議長の選出は衆議院の過半数の賛成があれば済むため、長引かせるべきではないという。一方、首相の選出には国会両院の賛成が必要となる。
これまでのところ、5月14日の総選挙で最多の議席を獲得した2つの政党、前進党(MFP、151議席)とタイ貢献党(141議席)は、どちらの党が下院議長となるかについてまだ合意に至っていない。
一方、首相の立場は依然として危うい。MFP党首のピタ・リムジャルーンラット氏は、7月13日の選挙で750票中少なくとも376票を集める必要があるからだ。これは容易なことではない。2017年の憲法改正により、上院議員250人全員がタイ軍によって任命されるからだ。
MFPとMFPは、王室を侮辱したとみなされる個人を処罰する不敬罪法をめぐって対立している。MFPとPeu Thai連立政権を構成する各党は、7月13日の議会でピタ・リムジャルーンラット氏が必要な票数を確保できなかった場合に備えて、代替案を検討していると報じられている。
しかし、6月27日の演説で、MFPの 政治家はタイの首相になるには上院から「十分な」支持を得ていると自信たっぷりに断言した。
[広告2]
ソース
コメント (0)