億万長者のイーロン・マスク氏が率いるスペースXは昨日(3月7日)、史上最強のロケット・宇宙船コンビネーションの上部部分であるスターシップが今朝(ベトナム時間)の試験飛行中に爆発したことを確認した。AFP通信によると、無人宇宙船スターシップは、高さ71メートルのスーパーヘビーロケットに搭載された宇宙船とともに、テキサス州ボカチカにあるスペースXのスターベース施設の発射台から打ち上げられた。打ち上げから約2分半後、ロケットは計画通り分離され、テキサス州ブラウンズビル近郊に無事着陸した。
スターシップロケットがバハマ上空で爆発、残骸が「流星群」のように燃える
しかし、打ち上げから10分も経たないうちに、地球周回軌道への途中でスターシップに不具合が生じ始めた。一部のエンジンが故障し、船体が揺れ始め、管制センターとの連絡が途絶えた。スターシップは爆発し、テレビの生中継映像では燃え盛る残骸がカリブ海に落下する様子が映し出された。「スターシップとの連絡が途絶えたことを確認しました。残念ながら、前回も同様の事態が発生しました」と、AFP通信は1月16日に行われたこの失敗したミッションについて、スペースXの広報担当者ダン・ヒュート氏の発言を引用した。
3月7日(ベトナム時間)、空中爆発の後、スターシップの真っ赤な残骸が地面に落ちた。
連邦航空局(FAA)は直ちに対応メカニズムを発動し、ニュージャージー州ニューアーク、ペンシルベニア州フィラデルフィアからフロリダ州マイアミに至る空港からの飛行を一時停止した。FAAは、SpaceX社がテストを再開する前に爆発の調査を行う必要があると述べた。SpaceX社は、宇宙船の尾部に問題があり、それがラプターエンジンの一部の故障につながり、宇宙船が爆発したと発表した。同社はまた、地上に落下した残骸の中に有毒物質は含まれていなかったことを確認した。
高さ123メートルの宇宙船とロケットの複合施設「スターシップ」は、億万長者イーロン・マスク氏の火星探査構想の実現に貢献する。米国航空宇宙局(NASA)も、アルテミス計画で宇宙飛行士を月へ帰還させるため、スターシップの改良型を待ち望んでいる。ミッション遂行に先立ち、スペースXはスターシップが乗組員を運ぶ上で安全かつ信頼性が高く、長期宇宙飛行のための軌道上燃料補給が可能であることを証明する必要がある。
米国の民間探査機が月面着陸に成功し歴史を刻む
* ロイター通信によると、同じく昨日、民間企業インテュイティブ・マシーンズ(米国)は、同社のアテナ月面着陸機がオデュッセウス着陸機と同じ運命をたどったと発表した。収集されたデータによると、アテナ着陸機は3月6日の着陸時にレーザー距離測定装置のトラブルにより傾いていた。1年以上前の2024年2月22日、インテュイティブ・マシーンズのオデュッセウスは民間宇宙船として初めて月面に着陸した。しかし、着陸の過程で問題が発生し、脚部が骨折して転覆した。
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出典: https://thanhnien.vn/tau-vu-tru-starship-cua-spacex-no-tung-tren-khong-185250307213434176.htm
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