シリア難民の子どもたちがドミズ難民キャンプの外で遊んでいる。(出典:UNHCR) |
UNHCRの報告書「2024年の世界の再定住ニーズ予測」によると、2024年のニーズリストではアジアがトップを占め、約73万人の難民が再定住支援を必要としています。これは世界全体のニーズの30%を占めています。
報告書は、シリア危機が13年目に入り、史上最大の難民危機となっている中、シリア難民は8年連続で再定住を強く必要としていると指摘している。現在、世界中で推定75万4000人のシリア人が緊急支援を必要としている。
報告書はまた、再定住支援を必要とする難民の割合がアフガニスタンで2番目に高く、続いて南スーダン、ミャンマー、コンゴ民主共和国となっていると指摘した。
さらにUNHCRは、2022年には約11万6000件の申請のうち、再定住が承認された難民はわずか5万8457人だったと発表した。
UNHCRによると、再定住は持続可能な解決策を提供することで人生に希望を与え、危険にさらされている人々を保護するとともに、受け入れ国への圧力を軽減する。
「2024年には難民の再定住のニーズが増加するだろう。最も危険にさらされている人々にとって、再定住は依然として重要な解決策である」とフィリッポ・グランディUNHCR事務局長は強調した。
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