フロリダ州のボルーシア郡は、1882年から2023年にかけて、世界で最も多くのサメによる咬傷を記録した。
ニュースマーナビーチでサメがサーファーを取り囲む。写真: Fox News
フロリダ博物館の国際サメ襲撃ファイル(ISAF)は、世界で唯一、サメによるあらゆる襲撃を網羅したデータベースです。Business Insiderが9月24日に報じたところによると、フロリダ州は2012年から2021年までのサメ襲撃件数が259件とトップで、2位のオーストラリアを大きく上回っています。しかし、フロリダ州東海岸のデイトナやニュースマーナといった人気ビーチを擁するボルーシア郡は、「世界のサメ咬傷首都」として知られています。ボルーシア郡は、1882年から2023年までのサメ咬傷件数が343件と、州内で最も危険な地域です。ISAFによると、この件数は2位の隣接するブレバード郡の2倍以上です。
フロリダ・サメ研究プログラムのディレクター、ギャビン・ネイラー氏は、ボルシア沖にはボラやイワシが密集しており、波も高いと語った。
サメの咬傷が最も多いエリアの北に位置するポンセ湾から流れ出る水域には、常にベイトフィッシュが密集しています。また、波が激しく、水面が波立ち、水面が荒れることで視界が悪くなり、サーファーが集まります。一方、ベイトフィッシュはサメを引き寄せますが、視界が悪いためサメを捕まえるのが難しく、サーフボードから突き出ている腕や脚をサメが狙うことになります。
ISAFのデータによると、サメの襲撃を受けやすいアクティビティ、場所、時間帯は、9月の午後2時から3時の間にボルーシア郡沖でサーフィンをしている時間帯です。ボルーシア郡の海域はサメの餌食となっており、最も多く襲われるサメの種類には、ツマグロザメ、オオメジロザメ、クイエムザメなどがいます。
2023年に入ってから、ボルーシア郡ではこれまでに7件のサメ咬傷が報告されている。9月12日にはニュースマーナビーチ沖でサーファーが顔面を噛まれた。 海洋ライフガード隊長アレックス・ミラー氏によると、マーク・サマーセットさん(38歳)はビーチの防波堤付近でサーフィン中に襲われたという。
アン・カン( Business Insiderによると)
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