ルカシェンコ大統領は6月27日、ワグナー・グループのトップであるプリゴジン氏が危機を鎮める合意の一環として3日前にベラルーシに到着したと述べた。
ベラルーシの指導者ルカシェンコ氏。写真:ロイター
しかし、ルカシェンコ大統領は木曜日、記者団に対し、プリゴジン氏は現在ロシア第2の都市サンクトペテルブルクにいるか、あるいはモスクワに移動した可能性があると述べた。「彼はもはやベラルーシ領内にはいない」とルカシェンコ大統領は述べた。
ルカシェンコ大統領はまた、ワグナー社の部隊がベラルーシに移転する問題は解決されておらず、ロシアとワグナー社の決定次第だと述べた。
飛行追跡データによると、プリゴジン容疑者と関係のある民間航空機は水曜日にサンクトペテルブルクからモスクワに向けて出発し、木曜日にロシア南部に向かったが、この傭兵リーダーが搭乗していたかどうかは不明である。
「我々は兵舎を建設しているわけではない。オシポヴィチ近郊を含む、ソ連時代に使用されていた古い兵舎を彼らに提供した。彼らが同意すればの話だが。しかし、ワグナー氏は配備に関して異なる構想を持っている。もちろん、その構想については皆さんにお伝えするつもりはない」とルカシェンコ大統領は述べた。
ルカシェンコ大統領はまた、ワグナー氏のベラルーシ滞在は自国にとって危険ではないと考えており、同氏がベラルーシに対して武力行使に出るとは考えていないと述べた。
マイ・アン(ロイター通信による)
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