ロシア軍兵士がウクライナでの特別軍事作戦に参加している(写真:RIAノーボスチ通信)。
ロシア通信社RIAによると、モスクワは元ウクライナ軍兵士による初の志願兵大隊を創設し、同大隊は訓練を終え、間もなく前線に送られる予定だ。
新しい大隊はボグダン・フメリニツキーにちなんで命名され、カスケード戦術部隊の一部となる。
「我々はカスケード部隊に所属しており、次の任務もここで直接遂行します。訓練終了後には宣誓も行います」と、大隊長のアンドレイ・ティシュチェンコ氏は述べた。
RIAによると、大隊は3週間前に特別訓練場に到着しており、隊員全員が完全武装し戦闘態勢にあるという。
大隊の編成に関する最初の情報は今年2月に明らかになった。それに伴い、自発的に武器を放棄し、ロシア軍側についたウクライナ軍人が部隊に加わった。
彼らのほとんどはドンバス出身者であり、以前にウクライナ軍に動員された人々である。
全員が情報審査に合格し、ロシア国防省との契約に署名し、ロシア国籍を取得した。RIAによると、これはウクライナ兵が志願して入隊した大隊である。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は10月25日、ここ数週間で多くのウクライナ兵士が自発的に投降するか捕らえられたと述べた。
ショイグ大臣はロシア軍東部作戦グループの兵士らとの会談で、敵の行動がどのように変化したかについても質問した。
「彼らはパニックに陥っている。我々は彼らの接近方法をすべて把握しており、攻撃を続けている」とロシア軍兵士は答えた。
ウクライナが全ロシア部隊を創設
一方、ウクライナ当局者は10月25日、同国軍が最近、キエフ軍に志願してウクライナに来たロシア国民のみで構成された部隊を結成したことを確認した。
この部隊は「シベリア大隊」と呼ばれ、ウクライナにおけるモスクワの軍事作戦に抗議するロシア人によって構成されているとされている。
ニューズウィークによれば、以前はロシア自由軍団やロシア義勇軍などのロシアが参加する武装集団も、モスクワとの戦いでウクライナと協力していたようだ。
しかし、シベリア大隊はウクライナ軍に正式に加わった最初のロシア人集団だった。
「ウクライナ軍国際軍団内で活動するシベリア大隊の創設に関する情報を確認できる」と、ウクライナ国防省(GUR)情報総局の代表アンドリー・ユソフ氏はキエフ・ポストに語った。
シベリア大隊は新たな部隊となり、間もなく戦闘に参加する。大隊のメンバーは全員志願兵であり、ウクライナに拘束されている捕虜から募集されたものではないと言われている。
ユソフ大隊長は、シベリア大隊の全隊員は軍事契約に署名し、訓練を受けていると述べた。また、身元保護のため、軍のニックネームが付与される予定だ。
ウクライナ当局は、新たな部隊を創設するためにさらに多くのロシア人を募集する計画があると述べている。
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