5月29日朝、バットサット郡でラオカイ省人民委員会とタバコ害防止基金が、 2024年の世界禁煙デー(5月31日)と全国禁煙週間(5月25日~31日)に応える集会を開催した。
集会には、多くの州の部局、支部、セクター、組織のリーダー、地方自治体、ユニット、企業のリーダー、そしてバット・サット地区の多数の人々が参加した。


2024年世界禁煙デーには、「タバコ産業から子どもたちを守る」というメッセージが込められています。
世界保健機関(WHO)によると、タバコの煙には7,000種類以上の有害化学物質が含まれており、そのうち69種類は発がん性があります。タバコの使用は、喫煙者と非喫煙者の両方にとって、定期的にタバコの煙を吸い込むことで、がん、呼吸器疾患、心血管疾患、精神疾患、男女両方の生殖機能など、25種類以上の危険な疾患を引き起こします。タバコの使用は、世界中で毎年800万人以上の死因となっており、そのうち700万人以上が直接的なタバコの使用により、約120万人が受動喫煙により亡くなっています。

ラオカイ省では、2015年からタバコの有害影響の防止と対策活動を実施しており、喫煙者数が年々減少しているほか、喫煙が禁止されている場所での受動喫煙者数も大幅に減少し、機関、部署、医療施設、学校、工場、ホテルなどで禁煙環境づくりの活動が推進されるなど、多くの成果を上げています。
しかし近年、電子タバコをはじめとする新しい種類のタバコが登場し、若者の間で急速に浸透しています。そのため、タバコ害防止プログラムの実施を促進することは、人々の健康を守り、ケアし、改善し、未来の世代を守るという取り組みに大きく貢献するでしょう。

保健省の指導者らは、5月31日の世界禁煙デー、全国禁煙週間(5月25日から31日)への対応を開始し、あらゆるレベル、セクター、地方、機関、すべての人々に対し、タバコ、電子タバコ、加熱式タバコ製品などの有害影響に関するより多くの情報を人々が入手できるよう、引き続き宣伝活動を推進すること、機関、部署、地方で禁煙環境を構築するための活動を組織し実施すること、喫煙禁止を実施する機関、組織、地方の長の責任を促進すること、児童保護を強化し、タバコや新しいタバコ製品の有害影響に関する児童、青少年、地域社会の意識を高めることなどを要請した。


集会の直後、代表者、組合員、若者らは、5月31日の世界禁煙デーと全国禁煙週間に応えてパレード、歓声、宣伝活動を行った。
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