写真:ロイター/アレクサンダー・エルモチェンコ。
ロシアは2022年2月の特別作戦開始時にキエフへの進撃に失敗した後、ウクライナ東部の工業地帯に攻撃を集中させている。また、ロシア軍は2022年に同地域の主要都市から撤退して以来、ヘルソン州に拠点を維持している。
ウクライナ軍司令部は夕方の報告で、アヴディーイウカ周辺でロシア軍による20回の攻撃を撃退したと発表した。アヴディーイウカではほとんどの建物が破壊された。また、ロシア軍は近隣の村々への爆撃を継続していると述べた。
「アヴディーイウカ」は、ロシアが支配するドネツィク市と、ドネツィク州、ルハンスク州を含むドンバスの残りの地域を奪還するための入り口とみなされ、ウクライナの抵抗スローガンとなっている。
この地域は、親ロシア派分離主義者がウクライナの大部分を制圧した後の2014年に占領されたが、その後、過去9年間この地域の防衛を強化してきたウクライナ軍によって奪還された。
「アヴディーイウカ事件は極めて重要です。占領軍が緊張を高め、ドネツィクとルハンシクの占領を発表したのは今回が初めてではありません。彼らの計画は失敗し、行動は鈍化しました。これは単なる通常のエスカレーションです」と、ウクライナ国防省情報総局のアンドリー・ユソフ報道官は述べた。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、アフディーイウカとその近郊の町マリインカの状況は「特に緊迫している。ロシアは数々の攻撃を行っているが、ウクライナは持ちこたえている」と述べた。
毎日、成果を上げ、ロシアの攻撃に耐え、前進し続けなければなりません。1kmでも500mでも、私たちは常に毎日前進し続けなければなりません。」
ロシア軍の報告書はアヴディーイウカについては触れておらず、数か月に及ぶ戦闘の末に昨年5月に占領したロシアの都市バフムートの東部での作戦が成功したと報告している。
ヘルソンでは、オレクサンドル・プロクディン知事が、ヘルソン市内のいくつかの村や、多数の食料生産・輸送施設が砲撃を受けたと述べた。
ロシア軍は2022年末にドニプロ川から撤退した後も、東岸の陣地からヘルソンと西岸の村々への砲撃を続けている。
米国の戦争研究所は先週、ウクライナ軍がドニプロ川を渡り、ロシア軍を追って複数の陣地に到達したと報告した。
グエン・クアン・ミン(ロイター通信による)
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