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ロンアン省人民委員会は7月28日午後、ベトナムと日本の外交関係樹立50周年を記念し、「ロンアン ― 統合と発展」をテーマに2023年日本投資促進会議を開催した。
会議風景 |
会議にはロンアン省党書記のグエン・ヴァン・ドゥオック氏、ホーチミン市駐在の小野益夫日本国総領事、茨城県の大井川和彦知事、岡山市人民議会の森田卓司副議長をはじめ、多くの日本企業や投資家の代表者が出席した。
ロンアン省党書記グエン・ヴァン・ドゥオック氏が会議で演説 |
会議で講演したロンアン省党書記のグエン・ヴァン・ドゥオック氏は、ロンアン省は人材育成に引き続き注力し、企業の労働力問題の解決に努めると述べた。同氏は、日本企業が常に省と協力して質の高い労働者を育成し、ロンアン省に進出する企業の労働力需要を満たすとともに、政府と協力して投資環境の改善に努めることを期待している。
「企業の困難は省の困難でもある」というメッセージを共有し、共に歩むロンアン省政府は、常にフィードバックと対話を積み重ね、日本の投資家を含む幅広い投資家のニーズに応える能力と経営体制の更なる向上に努めていきます。ロンアン省は、企業にとって最も有利な省内投資環境を整えるため、交通インフラを中心にインフラ投資と整備を継続していきます。
同会議において、ホーチミン市日本国総領事館の小野益夫氏は、ロンアン省をベトナム最大の経済中心地であるホーチミン市とメコンデルタ各省を結ぶ重要な地域と評価しました。同地域は豊富な資源と農業を有し、国内有数の生産量を誇るだけでなく、多くの工業団地や生産用地も有しています。現在、ロンアン省への日本企業の投資数は100社を超え、メコンデルタ地域で最も多くの日本企業が進出している地域となっています。
日本企業は、交通インフラシステムや物流の発展に注力しており、これらの潜在力と優位性を高く評価しています。そのため、ロンアン地区の変化と、今後の投資環境のさらなる改善も期待しています。これらは、ロンアン地区への企業誘致を促進する要因となるでしょう。
会議で企業が情報交換 |
現在までに、ロンアン省では日本企業によるプロジェクトが138件、投資額は約7億6,700万米ドルに達しています。近年、ロンアン省における日本企業のプロジェクトは継続的に規模を拡大し、投資額も増加しており、日本企業が依然としてロンアン省の投資環境に信頼を寄せていることが示されています。
ベトナムと日本の外交関係樹立50周年(1973年~2023年)を祝う活動の一環として、同日午前、ウォーターポイント統合市街地(ロンアン省ベンルック区)において、ベトナムと日本の友好プロジェクトの起工式と文化遺産の森の植樹開始式、ベトナム・ロンアン省人民委員会と日本・茨城県人民委員会による共同声明の調印式、ベトナムと日本の外交関係樹立50周年を祝う展覧会の開幕式が行われた。
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