金曜日(1月5日)午後9時頃、ダッカ行きのベナポール・エクスプレスの4つの車両に火災が燃え広がり、死者に加えて8人が負傷した。
2024年1月5日、バングラデシュのダッカで総選挙を前に旅客列車が放火される。写真:ロイター
この事件は、主要野党がボイコットしている1月7日(日)のバングラデシュ総選挙に関連しているとみられている。具体的には、バングラデシュ民族主義党(BNP)が選挙は「不正選挙」だと主張している。
バングラデシュでは10月下旬から選挙反対デモが続いており、多くの死者が出ている。先月には、野党が呼びかけた全国規模のデモで、デモ参加者が列車に放火し、4人が死亡した。
消防当局のシャージャハン・シクダー氏によると、ダッカのワリ地区で発生した火災は、7つの消防隊によって約1時間後に鎮圧されたという。鉄道警察のフェルドゥス・アハメド氏は、「捜査は継続中ですが、列車は故意に放火されたとみられます」と述べた。
ワリ警察署の職員は、警察は「妨害行為」を疑っており、捜査を経てようやく火災の原因を特定できたと述べた。BNPは人々に投票を棄権するよう呼びかけ、土曜日から2日間にわたる全国的な抗議活動を呼びかけた。
バングラデシュでは日曜日、約80万人の警察官、準軍事組織、補助警察が投票所を警備する。また、治安維持のため、陸軍、海軍、空軍の将校も全国に展開している。
ホアン・アイン(ロイター通信、CNAによる)
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