2月11日、ハマスのアクサテレビ局は、イスラエルがラファフを地上攻撃すれば人質交換交渉は決裂すると警告したとハマス幹部が報じた。
2024年2月11日、イスラエル軍がガザ地区南部のハーン・ユニスを爆撃し、煙が立ち上る。両陣営間の戦闘は激化の一途を辿っている。(出典:アウサット) |
この発表は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が軍に対し、ラファからの撤退と、そこに展開しているとみられるハマスの4個大隊の壊滅計画の策定を指示したことを受けて行われた。戦争から逃れたガザ地区の住民の多くはラファに避難している。
停戦交渉が成果を上げなかったことを受け、ネタニヤフ首相は今週、イスラエルが「完全勝利」を達成するまで戦闘を続けると宣言した。
イスラエル軍はガザ地区の都市への以前の攻撃以前、民間人に南への避難を命じていた。しかし今や人々が避難できる場所はなく、援助機関は多くの死者が出る可能性があると警告している。
一方、エジプトもイスラエルがラファに入城した場合、 平和条約を停止すると警告した。
エジプトは、ガザ地区の国境の町ラファに軍を派遣した場合、イスラエルとの和平条約を停止すると警告したと、エジプト当局者2人と西側諸国の外交官1人が2月11日に明らかにした。彼らはまた、そこでの戦闘により、同地域への主要な援助ルートが遮断される可能性があるとも述べた。
ガザ地区の230万人の半数以上が、他の地域での戦闘から逃れるためにラファに避難し、国境付近の広大なテントキャンプや国連が運営する避難所で暮らしている。エジプトは、数十万人のパレスチナ難民が二度と帰還できないかもしれないと懸念している。
(ロイター、AP通信によると)
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