イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は8月4日、イスラエル国防軍(IDF)の反対にもかかわらず、ガザ地区全体を掌握する計画について内閣の支持を求めると閣僚らに伝えたと、タイムズ・オブ・イスラエルが報じた。
複数のイスラエル閣僚は、ネタニヤフ首相が私的な会話の中で「ガザ地区の占領」という言葉に言及し、 軍事作戦の拡大計画を示唆したと述べたと報じられている。

「すべては明らかだ。我々はガザ地区全体を掌握する。軍事作戦は人質が拘束されている地域でも実施される。もしイスラエル国防軍参謀総長が同意しないのであれば、辞任すべきだ」と、ネタニヤフ首相に近い高官の発言をイネット通信は伝えた。
タイムズ・オブ・イスラエル紙によると、イスラエル国防軍(IDF)はガザ地区全域の制圧に反対している。イスラエル軍は、ハマスのインフラを全て破壊するには何年もかかる可能性があると考えている。さらに、そのようなアプローチでは、軍が人質のいる場所に近づきすぎた場合、人質が処刑される危険にさらされる可能性がある。

現在、イスラエル国防軍はガザ地区の約75%を支配していると主張している。新たな計画では、軍が残りの地域を占領し、ガザ地区全体をイスラエルの支配下に置く計画となっている。
ハマスとイスラエルの紛争は2023年10月に勃発し、ハマスによるイスラエル南部への奇襲攻撃で約1,200人が死亡、250人が人質となった。約50人の人質が未だ解放されておらず、生存者は25人未満とみられている。
その後、イスラエル軍はガザ地区で軍事作戦を開始し、少なくとも6万人が死亡した。
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出典: https://khoahocdoisong.vn/israel-se-chiem-dong-toan-bo-dai-gaza-post2149043401.html
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