(CLO)イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師は水曜日、イランが核開発計画をめぐる交渉を拒否した場合、米国のドナルド・トランプ大統領が武力行使も辞さないと警告したことを受け、イランはミサイルを含む軍事力の開発を継続する必要があると述べた。
「このプロセスは止まるべきではない。現状に満足することはできない。これまでミサイルの精度に限界を設けてきたが、今こそ前進しなければならない」とハメネイ師は強調した。また、イランの防衛力は広く知られており、敵国に恐怖を与えていると断言した。
テヘランはミサイル計画は防衛的な性質のものだと主張しているが、西側諸国はこれを地域の不安定化要因とみている。
イランの最高指導者アリー・ハメネイ師は昨年12月、テヘランでの会談中に手を振っている。写真:イラン最高指導者室
この発言は、イランのアミール・サイード・イラヴァニ国連大使が、イランを爆撃するのではなく核兵器開発の停止で合意したいと述べたトランプ氏の発言を批判した後に出された。
先週、トランプ大統領はイランの原油輸出削減を含む「最大限の圧力」政策を再導入し、同国に核開発を制限する合意への署名を迫ろうとした。西側諸国はイランが核兵器開発を行っていると疑っているが、イランはこれを一貫して否定し、原子力エネルギーは平和利用のみを主張している。
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、制裁が継続されている中で交渉に臨む米国の誠意を疑問視した。イラヴァニ大使は国連安全保障理事会に書簡を送り、トランプ大統領の政策は「一方的な強制措置を強化し、イランへの敵意を増大させる」ものだと批判した。
イランは現在、ウラン濃縮を純度60%(兵器級90%レベルに迫る)まで加速させている一方、無人航空母艦や地下海軍基地などの軍事技術の開発も続けている。
ゴック・アイン氏(テヘラン・タイムズ、AJ、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/iran-tuyen-bo-phat-trien-quan-doi-sau-loi-de-doa-su-dung-vu-luc-cua-my-post334217.html
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