選挙管理委員会は、エルドアン氏が49.24%の得票率を獲得し、キルチダログル氏が45.07%、第3候補の民族主義 政治家シナン・オガン氏が5.28%を獲得したと発表した。過半数を獲得した候補者がいないため、5月28日にエルドアン氏とキルチダログル氏の2大候補による第2回投票が行われる。
トルコのエルドアン大統領(右)と3位の候補者シナン・オガン氏。写真:AP
元学者で反移民政党の支援を受けるオーガン氏は、来たる選挙の鍵となる可能性がある。
オガン氏は今週初め、トルコメディアに対し、支援の条件としてクルド労働者党(PKK)に対する強硬姿勢や、シリア人約370万人を含む現在トルコ国内にいる数百万人の難民を送還する明確な計画を挙げた。
PKKはトルコ南東部で数十年にわたり反乱を起こしており、トルコだけでなく米国や欧州連合からもテロ組織とみなされている。
キリチダログル氏は木曜日、数百万人の難民を送還すると約束し、クルド人戦闘員との和平交渉の可能性を否定し、民族主義者の有権者に支持を訴えた。
一方、エルドアン大統領はオガン氏の要求には応じないと述べた。「私はこのような形で交渉するのは好きではない。指導者を選ぶのは国民だ」とCNNに語った。
しかし、金曜日にエルドアン大統領とオガン氏によるイスタンブール事務所での突然の会談が行われた。約1時間続いた会談後、声明は発表されなかった。
ホアン・ナム(AP通信)
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