G7財務相・中央銀行総裁らは金融システムは依然として強靭であり、金融セクターの動向を引き続き監視していくと述べた。
ドイツのデュッセルドルフにあるスーパーマーケットで買い物をする人々。(写真:AFP/VNA)
米国の銀行が相次いで破綻し金融危機のリスクが高まる中、主要7カ国(G7)の金融首脳は13日、金融システムの安定確保に向け適切な措置を取ることを約束した。
G7財務相・中央銀行総裁は、新潟市で3日間の会合を終えた後の共同声明で、金融システムは依然として強靭であり、規制当局と連携して金融セクターの動向を引き続き監視していくと述べた。
共同声明では、各国は金融の安定と世界金融システムの回復力を維持するために適切な行動をとる用意があると述べられた。
G7諸国の代表らはまた、今年後半に開発途上国との強力なサプライチェーン構築に向けた取り組みを開始すると述べた。
声明ではまた、世界経済情勢の不確実性が増す中、G7諸国はマクロ経済政策を柔軟に実施する必要があるとも述べた。
G7財務大臣・中央銀行総裁会議は、来週末に広島市で開催されるG7サミットに先立ち、5月11日から13日まで新潟市で開催される。
COVID-19パンデミックとウクライナ紛争の影響で世界経済が依然として苦境に立たされている状況で開催されるこの会議は、G7諸国が金融システムの安定を維持するためのビジョンを構築する機会だと考えられている。
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