スペイン出身の世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチは、クレーシーズン第2戦となるマスターズ1000トーナメントには出場しないことを決め、ローマ・マスターズに向けて体力を温存している。
ジョコビッチは昨年も右肘の痛みのためマドリード・マスターズを欠場した。今回は、ローラン・ギャロスの1週間前に終了するローマ・マスターズまで休養することにした。
ジョコビッチのタイトル獲得の渇望は5月まで続くことになる。彼は年初からユナイテッドカップを含むわずか4大会しか出場しておらず、決勝にもまだ進出していない。ノレは5月22日に37歳になる。これは彼がディフェンディングチャンピオンを務める全仏オープンの開催日に近い。
ジョコビッチは2024年にどの大会でも優勝していない。写真:ロイター
ジョコビッチの棄権により、ヤニク・シナーがマドリード・マスターズの第1シードに躍り出る。第2シードは、スペイン出身のカルロス・アルカラスが怪我から回復すれば獲得できる可能性がある。シナーは昨年マドリードに出場していないため、ジョコビッチとの1,285ポイント差を縮める絶好のチャンスがある。クレーコートシーズンを含め、シナーの獲得ポイントはわずか585ポイントにとどまっている。
ジョコビッチは今日もマドリードに滞在し、ローレウス賞の準備を進めている。彼は2023年の最優秀男子アスリートにノミネートされている。ジョコビッチは、リオネル・メッシ、アーリング・ハーランド、マックス・フェルスタッペンといった有力候補と競い合うことになる。もし受賞すれば、セルビア出身のスター選手はロジャー・フェデラーの5度の受賞記録に並ぶことになる。
ジョコビッチの元コーチ、マリアン・ヴァイダ氏は、ジョコビッチがキャリア終盤に向けてスケジュールを最小限に抑える戦略をとっていると考えている。ヴァイダ氏は「ジョコビッチにとって最大のモチベーションはオリンピックとグランドスラムだ。他の大会のことなど考えていない。このやり方がノレにとってプラスになるかどうかは分からない。彼は練習不足だが、対戦相手は毎週試合に出場している」と述べた。
ヴィ・アン
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