中国国務院は8月13日、中国の外国投資環境の最適化とさらなる外国投資の誘致を指導する通達を発布したと発表した。(出典:ロイター) |
中国国務院は通達の中で、中国当局は知的財産権を含む外国投資家の権利と利益の保護を強化し、国境を越えたデータの流れの「安全で便利な管理メカニズム」を模索する必要があると強調した。
これに先立ち、ジョー・バイデン米大統領は8月9日、中国のハイテクおよび機密分野への米国投資の一部を制限する大統領令に署名した。米国当局者は、この禁止措置は国家安全保障上のリスクへの対処を目的としたものであり、世界最大の二大経済大国の分断を目的としたものではないと明言した。
ロイター通信によると、この大統領令により、米財務長官は半導体やマイクロエレクトロニクス、量子情報技術、一部の人工知能システムを含む3つの分野で中国企業への米国投資を禁止あるいは制限できるようになる。
バイデン大統領が「懸念国」を標的とした措置に署名したわずか数時間後、中国商務省と外務省は強く反応した。
アナリストらは、米国の対中投資規制はベンチャーキャピタルを抑制し、世界第2位の経済大国への外国直接投資の流入を減らすとともに、同国の技術開発にも影響を及ぼすだろうと指摘している。
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