英国国防省によれば、事件は依然調査中であり、「最終結論には至っていない」という。
8月23日夜、ロシアのトヴェリで、ワーグナー社の社長エフゲニー・プリゴジン氏を乗せたとみられる飛行機が墜落した現場。(出典:ロシア捜査委員会) |
英国国防省は8月25日、8月23日に墜落し乗員乗客10人全員が死亡した航空機に、ワグナー・グループの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗していたという確固たる証拠はないと発表した。しかし、同省によると、プリゴジン氏が死亡した可能性は「非常に高い」という。
英国防省は防衛情報の更新で、ワグナーのトップの辞任は同グループにとって「ほぼ確実に深刻な不安定化をもたらすだろう」と述べた。
8月23日午後6時20分(現地時間)、プリゴジン氏が所有していたとみられるエンブラエル・レガシーのプライベートジェットがロシアのトヴェリ州ボロゴフスキー地区で墜落した。
ロシア航空運輸局によると、機内には乗務員3名と乗客7名を含む10名が搭乗していた。乗客名簿には、ワグナー・グループの社長エフゲニー・プリゴジン氏の名前が記載されていた。同日午後10時までに、現場で8名の遺体が発見された。
最新情報によると、ロシア捜査委員会は、同機に乗っていた10人全員の遺体が発見されたと発表したが、身元は明らかにせず、実業家プリゴジン氏の死亡に関する情報も確認せず、また、飛行機墜落の原因も明らかにしなかった。
ロシアのプーチン大統領は8月24日、同機内で死亡したワーグナーのメンバーの家族に哀悼の意を表したが、具体的な情報は明らかにしなかった。
プーチン大統領は、8月23日にワーグナー氏がアフリカから帰国し、複数のロシア当局者と会談したと明らかにした。プーチン大統領によると、事件に関する正式な捜査は、捜査官が正式な結論を出すまでには長い時間がかかるだろうという。
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