フック・カン小中学校1号校の生徒たちによる提灯行列のない中秋節( ラオカイ) - 写真:VU TUAN
提灯行列のない中秋節
中秋節は、 ヴィンフックのボランティア団体とフック・カン第一小中学校の教師たちが子どもたちのために企画しました。今年の中秋節には、提灯行列もパフォーマンスも、クオイやハンもなく、お菓子とソーセージだけが振る舞われました。
中秋節は、ランヌ校から本校へ転校する生徒130名の2日目にあたります。フック・カン第一小中学校のファム・ドゥック・ヴィン校長は、学校側は生徒たちが寄宿生のような生活を送れるよう配慮していると述べました。
中秋節を待つ – 写真:VU TUAN
伝統教室や音楽室などの機能的な部屋の一部は、寄宿生のための寮として利用されています。現在、学校では寄付者から提供された食材を使った調理が行われています。教育委員会は、寄宿制度の拡充について当局に引き続き提案を行っています。
洪水で子供たちが流されてしまったので、空席にキャンディーを配ります。
二度と授業に行けなくなったランヌーの生徒2人に贈られたキャンディー – 写真:VU TUAN
登校2日目、校舎のオーナーが洪水で流されてしまったため、空席がいくつかありました。生徒たちはそこに座らず、キャンディーを配っていた先生が、空席にもキャンディーを配りました。
「先生たちも生徒たちも友達のことが大好きで、寂しく思っています。でも、生徒たちの心の健康を守るために、先生たちは机と椅子の配置を変え、座席の配置も変えました。また、生徒たちがもっと楽しく過ごし、最近の洪水の被害を忘れられるように、簡素な中秋節も企画しました」とヴィンさんは語った。
多くの子どもたちが初めてソーセージを食べました。
パーティーにはたくさんのキャンディー、フルーツ、そしてソーセージまで用意されていました。生徒たちはまるでビュッフェのように列を作り、それぞれが料理を選び、食べ終わると、また別の料理を選んで友達に配りました。
フック・カン第一小中学校の生徒たちは、篤志家の方々からたくさんのお菓子を受け取りました。先生方や生徒たちは、それらを他の学校の生徒たちに配りました。中秋節の間、生徒たちが最も多く並んで選んだ食べ物はソーセージでした。
ランヌ小学校から転校してきたばかりの1年生、ホアン・クアン・ヴィン君は、まだお母さんがいなくて寂しいそうです。ヴィン君はソーセージが一番好きです。「この料理を食べるのは初めてなんです」とヴィン君は言いました。
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