パナマが北京の一帯一路構想から撤退することを決定したことを受け、中国は米国を非難する声明を発表した。
ロイター通信によると、中国外務省の林建報道官は2月7日、中国は「一帯一路」構想に対する「米国による中傷と妨害行為」に断固反対すると述べた。林報道官は、米国が圧力と威圧を用いてパナマに一帯一路からの離脱を決断させたと非難した。
2月6日、パナマのホセ・ラウル・ムリーノ大統領は、パナマが2017年から参加していた一帯一路構想から正式に脱退したことを確認した。パナマは、中国のインフラ整備構想に参加し、その後脱退した初のラテンアメリカ諸国である。
同報道官は、中国はパナマの決定を深く遺憾に思うと述べ、パナマが慎重に検討し、二国間関係全体と両国民の長期的利益を考慮し、外部からの干渉を排除することを望むと述べた。
パナマは米国政府船の運河無料通過を否定
パナマの決定は、マルコ・ルビオ米国務長官が就任後初めてパナマを含む中米諸国を訪問した後に発表された。ルビオ長官は、パナマ運河における中国の影響力を弱めるための措置を直ちに講じなければ、パナマに対して措置を取ると警告した。
ルビオ氏はその後、ムリノ大統領によるBRI離脱の決定を米パナマ関係の大きな前進として称賛した。ムリノ大統領は、パナマがBRI離脱の正式な文書を中国に送付したと述べたものの、この決定が米国の要請によるものではないと否定した。
2月4日、コンテナ船がパナマ運河を通過する前にパナマシティのバルボア港で待機している。
さらに、ドナルド・トランプ米大統領がパナマ運河の管理権を取り戻すと脅したことを受け、ムリーノ大統領は運河の両端の港湾を運営するハチソン・ホールディングス(本社香港)への査察も命じた。
「もし彼らが譲許に違反したり、国に直接的な経済的損害を与えたりすれば、我々はそれに応じた措置を取るが、現時点では検査は継続中だ」とムリーノ氏は2月6日に述べた。
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出典: https://thanhnien.vn/trung-quoc-len-an-my-sau-khi-panama-rut-khoi-bri-185250207161325623.htm
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