ブルームバーグによると、コスタ氏は11月7日にポルトガルの首都リスボンで行った演説で辞任の決意を発表し、辞任は早期の総選挙につながる可能性があるという。
アントニオ・コスタ氏は11月7日にリスボンのサンベント宮殿で講演する。
ポルトガル検察庁は11月7日、電子メールによる声明で、リチウム探査権と水素製造プロジェクトをめぐる捜査で逮捕された5人のうちに首相首席補佐官のビトール・エスカリア氏が含まれていると発表した。
検察は同日、インフラ大臣ジョアン・ガランバ氏を正式な容疑者として指名した。ロイター通信によると、野党は政府の即時辞任を求めている。検察がコスタ氏自身も捜査対象としていると発表したことを受け、コスタ氏は司法制度に協力する用意があると述べた。
2015年から首相を務めるコスタ氏は、社会党政権を率いて議会で圧勝した。議員の支持を得ているにもかかわらず、コスタ氏は過去1年間、生活費の高騰、教師による抗議活動、国営航空会社TAP SAをめぐる紛争など、様々な課題に直面してきた。
コスタ氏は辞任を発表する前に、リスボンでポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領と会談した。ブルームバーグによると、ポルトガルでは首相と政府が政策を策定するのに対し、大統領は首相の任命権、議会の解散権、選挙の実施権を持つものの、主に儀礼的な役割を担っている。
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