ロンドン金属取引所(LME)の3ヶ月物銅先物は、取引序盤に2週間ぶりの高値9,184.50ドルを付けた後、0.3%下落して1トンあたり9,118ドルとなった。銅は2.8%上昇し、5週連続の下落から脱する見込みだ。
上海先物取引所(SHFE)で最も取引量の多い9月限銅は、2.2%上昇し、1トンあたり73,930元(10,308.29ドル)で取引を終えた。この先物はこれに先立ち、2週間ぶりの高値となる74,080元まで上昇していた。また、SHFE銅は6週間ぶりに週間ベースで上昇した。
チリにある世界最大の銅鉱山である鉱山大手BHPのエスコンディーダ鉱山でストライキが発生し、供給途絶への懸念が高まっている。同鉱山は2023年までに世界の供給量の約5%を占める予定だ。
「銅の弱気派は、この鉱山のストライキの長い歴史を懸念している」と金属情報センターのサンディープ・ダガ所長は語った。
2017年にエスコンディーダで発生した44日間のストライキにより、銅価格は急騰した。2006年、2011年、2015年にもストライキが発生した。
取引所のデータによれば、SHFE倉庫の精錬銅在庫は26万2206トンに減少し、3月8日以来の最低となった。
一方、米国の小売業および雇用統計が良好だったことで、過去3週間にわたりベースメタル価格を押し下げてきた同国の景気後退の可能性に対する懸念が和らいだ。
ダガ氏は「(今週の)金属相場の一方的な上昇を受けて、世界的な売りがより大きな下落の始まりになる可能性があるとの見方でポジションを築いていた一部の弱気派が急いで取引を終えている」と述べた。
LMEアルミニウムは0.5%下落して1トン当たり2,351ドル、錫は0.3%下落して31,870ドル、亜鉛は0.3%下落して2,773.50ドル、鉛は0.4%下落して2,025.50ドル、ニッケルは0.6%下落して16,225ドルとなった。
SHFEアルミニウムは1.4%上昇して19,370元/トン、亜鉛は2%上昇して23,325元、鉛は1.7%上昇して17,795元、錫は2.3%上昇して262,470元、ニッケルは0.7%下落して127,920元となった。
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出典: https://kinhtedothi.vn/gia-kim-loai-dong-ngay-17-8-tang-tren-san-giao-dich-thuong-hai.html
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