11月21日、フィリピンで第25回ASEAN陸軍参謀総長会議(ACAMM-25)が開催され、ベトナム人民軍副参謀総長のグエン・ヴァン・ギア上級中将が出席した。今年の会議のテーマは「ASEAN陸軍2024:地域の安定に向けたパートナーシップと友好関係の強化」である。
会議では、ASEAN軍が軍事防衛協力活動の実施において中心的な役割を果たし、加盟国間の友好、理解、そして信頼の強化に大きく貢献していることを強調する意見が述べられました。これは、ASEANの中心的な役割を維持するだけでなく、地域の平和と安定した環境の確保にも貢献します。
第25回ASEAN陸軍参謀総長会議(ACAMM-25)がフィリピンで開催された – 写真:QĐND |
会議で演説したグエン・ヴァン・ギア上級中将は、ASEANの基本原則、中核的価値観、そして中心的役割の尊重を促進する必要性を強調した。また、将来的に協力と結束の有効性を高めるためには、各国が適切なコミュニケーション経路を通じて共通の関心事項に関する情報共有を強化するとともに、あらゆるレベルで代表団の交流と経験の共有を促進する必要があると強調した。
将軍はまた、人道支援、災害救援、自然災害対応、疫病対策、気候変動、環境問題といった重要分野における協力についても言及し、これは陸軍部隊間の連携を強化するだけでなく、地域の共通利益の保護にも貢献すると強調した。
グエン・ヴァン・ギア上級中将(前列右)がACAMM-25に出席。 – 写真:QĐND |
この機会に、グエン・ヴァン・ギア上級中将は、今年後半にベトナムで開催される予定のベトナム人民軍創建80周年を祝う第2回ベトナム国際防衛展示会および活動に陸軍およびASEAN防衛産業企業のリーダーらを招待した。
会議に合わせ、グエン・ヴァン・ギア上級中将は、ラオス、カンボジア、フィリピン、インドネシア、ブルネイの代表団長と二国間会談を行い、今後の協力促進策について協議した。各国代表は、ベトナム人民軍の地域における役割を高く評価し、訓練、防衛産業、国連平和維持活動への参加、軍事医療、人道支援・災害救援といった分野における協力強化への意欲を表明した。
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