イングランド代表のウィリアム・サリバとブカヨ・サカの2人はアーセナルに留まり、今後2週間のユーロ2024予選を欠場する。
10月8日に行われたプレミアリーグ第8節、アーセナルがマンチェスター・シティに1-0で勝利した直後、フランス代表のTwitterページは、サリバが右足指の負傷のためチームに合流できないと発表した。22歳のサリバの代役は、ニースのセンターバック、ジャン=クレール・トディボとなる。
フランス代表もアーセナルもサリバの欠場期間を発表していない。近いうちにロンドン・コルニーのトレーニングセンターで検査を受けると予想されている。
10月8日、プレミアリーグでアーセナルがマンチェスター・シティに1-0で勝利した試合で、ハーランドをマンマークするサリバ。写真: AFP
一方、ミケル・アルテタ監督は、サカが練習に参加できず、イングランド代表から離脱せざるを得なかったことを認めた。22歳のサカは、プレミアリーグのトッテナム戦、ボーンマス戦、チャンピオンズリーグのランス戦と、直近3試合全てで足を引きずりながらピッチを後にし、昨日のマンチェスター・シティ戦には出場しなかった。これにより、サカのプレミアリーグ連続87試合出場という記録は途絶えた。
10月8日、エミレーツ・スタジアムでサカがスタンド席に座っている間、サリバはアーセナルで今シーズン最高のプレーを見せた。フランス人センターバックは90分間フル出場し、パス精度99%、クリア2回、タックル2回、デュエル2回、空中戦1回を制した。サリバは素早く相手にプレッシャーをかけ、ナタン・アケが4分にゴールバーを越えたシュートを放つも、アケが楽にフィニッシュできないように仕向けた。プレミアリーグの最初の8節で、サリバは相手に一度もパスを許していない。
サリバの好調なプレーは、アーセナルがアーリング・ハーランドを抑えるのに役立った。ノルウェー人ストライカーはボールに23回しか触れず、シュートも放たなかった。ハーランドは9月23日のノッティンガム・フォレスト戦で14分に2点目を決めて以来、プレミアリーグで4試合連続無得点、346分間無得点となっている。これは昨シーズン、公式戦53試合で52ゴールを記録した彼の成績とは対照的だ。
イギリス紙サンスポーツによると、サリバはマンチェスター・シティ戦後、痛みの兆候は見られなかったという。そのため、多くのアーセナルファンは、22歳のミッドフィールダーが負ったつま先の怪我の重症度について懐疑的になっている。
「サリバをフランス代表から引き抜くことに成功した」とあるファンはコメントした。別のファンは「サリバは代表戦には出場しない」と、元監督のアーセン・ベンゲルが喜びを爆発させる写真を添えてコメントした。また別のファンは「アーセナルのコーチ陣はついに闇の魔術を学んだようだ」と、笑顔のミケル・アルテタの写真を添えてジョークを飛ばした。
サリバは2019年、18歳でアーセナルに加入した。サンテティエンヌ、ニース、マルセイユへのレンタル移籍で3シーズンを過ごしたあと、エミレーツ・スタジアムに戻り、すぐに活躍を見せたが、背中の怪我のため「ガナーズ」のプレミアリーグ優勝に貢献することはできなかった。
サリバは3月16日に行われたヨーロッパリーグのスポルティング・リスボン戦で苦戦を強いられた。このフランス人MFの欠場以降、アーセナルは2022-2023シーズンのプレミアリーグ直近11節でわずか6勝2分け3敗と低迷している。それ以前のサリバが出場した27試合では、21勝3分け3敗と低迷していた。しかし、この不振によりアーセナルは2位に後退し、マンチェスター・シティとの勝ち点差は5に縮まった。
ホン・デュイ
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)