5月21日、数万人のモルドバ人が首都キシナウの中央広場に集まり、「同国内欧州連合歴史的な決別」を支持する国や手作りの横断幕を振った。
人口260万人、欧州最貧国で、ウクライナとルーマニアに挟まれたモルドバは、昨年2月にロシアとウクライナの紛争が軍事行動に発展して以来、圧力がかかっている。
国境のすぐ向こうで戦闘が激化する中、この東欧小国政府は、対立を乗り越え、EU加盟交渉を開始するようブリュッセルに圧力をかけるため、国民にデモに参加しているようである。モルドバがEU加盟候補国の地位を認められてからほぼ1年が経過した。
キシナウを拠点とする世論調査会社CBSリサーチが2月に発表した調査によると、モルドバ人の約54%がEU参加に投票すると答えた方、約2 5%がロシアとのより緊密な関係を望むと答えた。
「トンネルの出口の光」
5月21日、首都キシナウには約7万5000人が集まり、自国EU NATOスクワと西側諸国の戦闘の中心に立たされていることを認識している。
行進はモルドバとEUの歌で始まり、その後の参加者は「ヨーロッパ」と「ヨーロッパ・モルドバ」と連呼した。
「EU加盟は我々の民主主義と制度を守るの方法だ」と、モルドバのマイア・サンドゥ大統領は5月21日、支持者らが外を進む中、キシナウの大統領官邸でポリティコに語った。
サンドゥ氏は、欧州議会(EP)のロベルタ・メッツォラ議長自ら演説し、「EUに対して、年末まで加盟交渉を開始する決定を下すよう求めます。前進するための十分な支持を得ていると考えています」と発言した。
2023年5月21日、モルドバの首都キシナウで行われたEU加盟を支援する集会で、国民が欧州連合(EU)とモルドバの旗を振っている。
モルドバは2022年3月3日、隣国ウクライナと同じ日、ロシアがウクライナで軍事作戦を開始してから1週間経ってから、EU加盟を申請した。
わずか4日後の2022年3月7日、EUはECモルドバの申請についての意見。
モルドバは、2022年4月11日にEU加盟国に関する質問票を受け取り、2022年4月19日に 政治・経済基準に関する回答、2022年4月22日にEU章に関する回答、20 22年5月12日にEU章に関する回答をそれぞれ提出した。
2023年6月23日、モルドバはウクライナとともにEU加盟候補国の地位を与えられ、サンドゥ氏は当時これを「トンネルの出口の光」と表現した。
先月、欧州議会はモルドバのEU参加交渉に関する決議を承認し、参加交渉は今年末までに開始されるべきであると発言した。
サンドゥ氏はシアトル、ロシアからの拡大する見通しからモルドバを守るため、ブリュッセルに対して「最も早く」加盟交渉を開始しようと求めた。
緊張した関係
2月、隣国ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、自主独立部隊がモルドバの親政権転覆計画を阻止したと警告した。
討論は公式にこの主張を否定し、モルドバの指導者らが「反ロシア」政策を追求していると非難した。
「モルドバとの関係はすでに非常に緊張している」と、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官が2月に記者団に語った。
モルドバ議会はこれに先立ち、数ヶ月にわたって政治・経済スキャンダルを受けて前政を行っている。
ドニエストル川とモルドバ・ウクライナ国境間の細長い地域、トランスリアニストの分離地域を示す地図。 写真:GISレポート
「これまで妥協を維持しようとしてきたのならともかく、モルドバはクレムリンの覚悟となっている。贅沢と好まざるとに我慢、これはウクライナにおけるより広範な紛争の一部なのだ」とワシントンに拠点を置いて思考タンク、アトランティック・カウンシルの上級研究員アーノルド・デュプイ氏はブレた。
モルドバがロシアの責任だと考えたクーデター未遂事件を受け、EUは先月、拡大するEU CSP)の規定上、「モルドバの安全保障、保全保全、そして権主を守るための支援」を提供するというもの。
エネルギー需要をほぼ完全にロシアに依存しているモルドバでは、ガス価格が急騰している。世界銀行は、ウクライナ難民の流入と安心、モルドバのGDPは2022年までに5.9%縮小し、インフレ率は平均28.7%に達すると予測している。
「我々は民主主義国からエネルギー資源を購入する。安いガスと引き換えにロシアの危機を支持するつもりはない」とサンドゥ大統領はポリティコに語った。
ミン・ドゥック(Politico.eu、Euronewsによる)
[広告2]
ソース
コメント (0)