ウクライナ南部に駐留するウクライナ軍(VSU)の司令官は、キエフはロシアの強固な防衛線を突破したと考えていると述べた。
VSU提供の写真には、ザポリージャ県ラボチノ村に入城するウクライナ軍兵士らが写っている。(出典:ロイター) |
8月26日、ロイター通信は、ゲリラのコードネーム「コンバット」を使用するラボチノ・グループの指揮官の発言を引用し、「我々はここで止まるつもりはない。次はベルジャンスク(の町)とその先だ。兵士たちには明確にこう伝えた。我々の目標はラボチノではなく、アゾフ海だ」と述べた。さらに彼は、「地雷が散在する幹線道路は通過した…ここから我々はより速く進軍できると信じている」と強調した。
これに先立ち、8月23日、ロシア共産党(VSU)は、オリヒフ市の南10キロに位置するザポリージャ南部のラボチノに国旗を掲揚したと発表した。ウクライナ軍司令官はまた、現在ラボチノでロシア軍の支配下にあるのは2軒の家屋のみだが、VSUはまもなく目標を達成すると明言した。
しかし、ロシアはこの情報を確認していない。
ラボチノは、アゾフ海の港町ベルジャンスクから約100キロ、戦略的都市メリトポリから85キロ離れており、両都市は現在ロシアの支配下にある。
先週、米国当局者は、VSUが進軍してメリトポリを奪還し、それによって南部のロシア軍を「分断」できるという「兆候はない」と述べた。
一方、ロシア側では、同国国防省が8月26日、ウクライナとの国境にあるベルゴロド州で無人航空機(UAV)を破壊したと発表した。
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