フィリピン・中国理解賞授賞式の傍らで記者団に対し、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、フィリピンが中国から他の大国へと政策を転換しているとの示唆を否定した。
フィリピンのマルコス大統領は、依然として相違点が残るものの、中国との関係を今後も促進していくと明言した。(写真:フィルスター)
マルコス氏は、フィリピンはいかなる形であれ中国から離れるつもりはないと強調し、両国関係には双方が直面する課題への解決策を模索し続けることが含まれると付け加えた。フィリピンは、1975年以来築き上げてきた中国との友好関係とパートナーシップを今後も推進していく。
中国とフィリピンの間には確かに相違点が存在するが、それが両国関係の全てを規定するものではないとマルコス大統領は述べた。フィリピンは、意見の相違を解決するために友好的なアプローチで対話を追求していく。フィリピンと中国は、意見の相違を解決し、南シナ海における航行の平和と安全を確保するために、引き続き協力していく。フィリピンは、中国を、地域における平和維持と重要な貿易活動の維持に向けた努力におけるパートナーとみなしている。
フィリピン大統領は、今年初めの中国訪問中に習近平国家主席と会談し、両国関係強化に向けた様々な方策について協議したと述べた。民間セクターからは、中国がフィリピン、その企業、そしてフィリピン国民に多くの機会をもたらしていると指摘した。したがって、既存の意見の相違が両国関係を規定するものではなく、相互利益の分野によって定義されるものであると述べた。
ファム・ハ(VOV-ジャカルタ)
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