ポーランドの野党党首が与党保守派に対する勝利を宣言し、同国に新たな時代の到来を告げた。
イプソスの出口調査によると、ポーランドでは10月15日の選挙で野党連合が議会の過半数の議席を獲得し、右派ポピュリスト政党「法と正義(PiS)」による8年間の政権に終止符が打たれる見通しだ。
選挙後の世論調査では、投票所を出た有権者にすぐに投票内容を尋ねます。こうした世論調査は非常に正確で、開票プロセスが完了する前に選挙の勝者を迅速に決定するために各国でよく利用されています。
調査によると、元EU議長ドナルド・トゥスク氏の市民同盟は、全460議席のうち163議席を獲得する可能性がある。「第三の道」と「左翼」という2つの小規模政党は、それぞれ55議席と30議席を獲得する見込みだ。三党連立政権の議席数は合計248議席となる。
一方、PiSは200議席を獲得すると予想され、PiSと協力する可能性のある極右同盟は12議席を獲得するだろう。
野党党首ドナルド・トゥスク氏は、10月15日にポーランドのワルシャワにある党本部で選挙結果が発表された後、喜びを爆発させた。写真: AFP
「ポーランドは勝利した。民主主義が勝利した」とトゥスク氏は選挙結果発表後、喜びを表明した。「この恐ろしい時代を終わらせる時が来た。PiSの支配は終わった」
トゥスク氏(66歳)は、2007年から2014年までポーランドの首相を務め、2014年から2019年まで欧州理事会議長を務めた。トゥスク氏は、PiS政権との8年間の対立により凍結されていたEU資金を再開し、欧州連合(EU)との良好な関係を修復することを約束した。
トゥスク氏はまた、保守派と伝統的なカトリックの価値観を支持する政府の間で長年争点となっている中絶に関する法律を制定すると発表した。
PiS党首ヤロスワフ・カチンスキ氏(74歳) 同氏は、PiS党が次の任期で政権を樹立できることを依然として期待していると述べた。
「反対意見があっても、我々の政策を継続できるよう全力を尽くす。道はまだ閉ざされていない」と彼は述べた。
ホン・ハン氏( AFP通信)
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