ロシアの現職大統領ウラジーミル・プーチン氏は、5期目を目指す上で大きな挑戦に直面する可能性は低く、可能な限り最大の支持を求めるだろうとアナリストらは見ている。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は10月5日、ロシアの黒海リゾート地ソチで開催されたヴァルダイ国際討論クラブ第20回年次会議の総会で演説した。 |
12月8日、ロシア国営通信社は、クレムリンでのイベントでウラジーミル・プーチン大統領が次期大統領選挙で再選を目指すことに同意したと報じた。
同日、ロシア中央選挙管理委員会(CEC)も、来年の大統領選挙を2024年3月15日から17日までの3日間にわたって実施すると発表した。
ロイター通信は、プーチン大統領の高い支持率とほぼ反対意見の少なさから、来年の大統領選挙での勝利は確実だと評価した。10月7日、プーチン大統領は71歳の誕生日を迎えた。
タス通信は、プーチン氏が来年ロシア大統領に再選されれば、少なくとも2030年までは権力の座にとどまるだろうと報じた。
ロシアの主要5政党は、署名を集めずに2024年の選挙に候補者を指名することを許可されたが、その候補者はいずれもクレムリンとウクライナの軍事紛争を支持している。
クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏によると、プーチン大統領は常に国民の支持を仕事の基盤としてきた。大統領の最優先事項は、国民の福祉と生活水準の向上である。「12月14日に行われる年次質疑応答を前に、全国各地の様々な年齢層のロシア国民が当局に連絡を取り、プーチン大統領への支持を表明している。大統領はそこで国民からの多くの質問に答える予定だ」とペスコフ氏は付け加えた。
12月7日、ロシア連邦評議会(上院)の総会において、大統領選挙を2024年3月17日とする決議が可決された。この決議は162人の議員の満場一致で承認され、公表後直ちに発効した。
連邦評議会憲法・国家建設委員会のアンドレイ・クリパス委員長は、決議の発効により選挙運動が開始されると述べた。
選挙法によれば、選挙日に関する決定は、選挙の100日前~90日前までに連邦評議会によって採択される。
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