ワシントンのロシア大使館は、モスクワとミンスクは軍事・核分野での協力を通じて自国の安全を確保する権利があると断言した。
ロシアはベラルーシへの核兵器配備に関する協定に署名する決定を擁護した。(出典:RT) |
ロシア大使館は5月26日、テレグラムチャンネルで次のように強調した。「我々は、ここ数日、ロシアとベラルーシの核軍事協力に関して、ホワイトハウスと米国務省からますます頻繁にコメントが出ていることに注目している。」
彼らは再び我々を「無責任で挑発的な」行動で非難した。ワシントンによる大規模で複雑な戦争という文脈において、必要と考える措置を講じることで両国の安全を確保することは、ロシアとベラルーシの 主権的権利であることを強調したい。」
ロシア外交使節団は、「我々が講じた措置は、国際法上の義務に完全に準拠している。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が述べたように、モスクワはベラルーシに核兵器を移譲しておらず、その管理と使用の決定権はロシアにある」と述べた。
タス通信は5月25日、ロシアとベラルーシがベラルーシへのロシアの戦術核兵器の配備に関する文書に署名したと報じた。
これに先立ち、ドイツ政府報道官のヴォルフガング・ブヒナー氏は5月26日、ロシアの核兵器がドイツに移送されているとするベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の発言をドイツ政府は強く非難すると述べた。
ビュフナー報道官は、ロシアの戦術核兵器のベラルーシへの移転は「モスクワによる核による脅迫を実行するための新たな試み」であり、ドイツ政府はこれに断固として反対すると述べた。
ビューヒナー氏によると、ベラルーシはロシアから核兵器を受け取ることで、その領土を核兵器のない状態にするという国際的な約束に反しているという。
ロシア側では、ブフナー氏は、核兵器を保有するすべての国は自国の主権領域外に核兵器を配備してはならないとするロシアの声明にもモスクワが反していると述べた。
ビューヒナー氏は、ドイツのメッセージは明確であり、ロシアによるベラルーシへの核兵器の移転は「間違った動き」であると主張した。
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