東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドでGoogle For Educationのグローバル講師を務めるトラン・ブン氏は、「Google Educatorは世界標準であり、レベル2を取得するには、様々なトレーニング方法、教育モデル、そしてデジタル環境でのコラボレーション、批判的思考、効果的なマルチプラットフォームコミュニケーションなど、Googleのツールキットを用いた講義を通して多くの能力を伝える方法を理解する必要があります」と述べています。この男子生徒について、トラン・ブン氏は次のように述べています。「ロン君にこの資格を紹介した際、彼は目標を設定し、それを達成するために全力を尽くしました。ロン君にGoogleに関する知識を外国人教師と共有するための授業への参加を依頼したところ、彼はまだ若すぎると心配することなく、非常にうまく取り組みました」。認定試験期間中、ロン君はホーチミン市総合科学図書館の視覚障害児向けオーディオブック制作プログラムに興味を持ち、クラスメートと共にボランティアグループを結成して支援しました。ロンさんは学校の課題が山積みであるにもかかわらず、自由時間には1日に2~3時間、6冊以上の本の音声ファイルを処理しています。「図書館では、本の朗読音声を収録したファイルを録音するか、人工知能ソフトウェアで変換します。それを私がもう一度聞き、ツールを使って音質を調整してから、視覚障害のある子どもたちに送ります」とロンさんは語ります。ホーチミン市総合科学図書館視覚障害者部門のホン・ティ・キム・ヴィ副部長は、「オーディオブックを処理する技術者は細心の注意と高い忍耐力が必要なので、最初はロンさんがこの仕事に興味を持つとは思っていませんでした。しかし、ロンさんはこの仕事を非常にうまくこなし、家庭、学校、視覚障害者施設などを訪問し、オーディオブックの聴取装置を届ける支援活動にも数多く参加しています」と語っています。
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