「USSズムウォルト(DDG-1000)は本日、ミシシッピ州パスカグーラに到着し、通常攻撃兵器システムの統合を含む近代化と技術アップグレードを開始しました」とUSNI Newsは米海軍の声明を引用して報じた。「これらのアップグレードにより、ズムウォルトは米海軍で最も技術的に進歩した強力な艦艇の一つであり続けるでしょう」と声明は述べている。
駆逐艦「ズムウォルト」は今月初めにカリフォルニア州サンディエゴを出港し、8月19日午後(米国時間)にパスカグーラに到着した。
駆逐艦USSズムウォルト(DDG-1000)が8月19日にパスカグーラのインガルス造船所に到着した。
USSズムウォルトは、インガルス造船所に到着し、既存の先進銃座システム(AGS)を4基のミサイル発射管に交換します。各発射管には、米陸軍と米海軍が共同開発したC-HGB極超音速ミサイルが3発搭載されます。USSズムウォルトには合計12発のC-HGBが搭載される予定です。
AGSはズムウォルト級ミサイル用に特別に設計され、毎分10発の発射速度と長距離対地攻撃弾(LRLAP)の使用が可能でした。しかし、1発あたり最大100万ドルのコストがかかることから、米海軍は2016年末にこのプログラムを中止せざるを得ませんでした。
アメリカは当初、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦を32隻建造する計画でしたが、最終的には3隻に削減されました。残る2隻は、USSマイケル・モンスール(DDG-1001)とUSSリンドン・B・ジョンソン(DDG-1002)です。米海軍はこれら2隻の改修も計画しています。
海軍ニュースのウェブサイトによると、USSズムウォルトの価格は35億~44億ドルと言われているが、米海軍海上システム司令部はUSSズムウォルトの価格を38億7000万ドルに設定した。
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