ロシアは、民生用原子力発電用に米国に濃縮ウランを供給している。(出典:スプートニク) |
RIAノーボスチ通信によると、ロシアは米国に濃縮ウランのみを供給している。濃縮ウランは民生用原子力発電の主要原料である。米国はロシアのウラン輸入に6億9600万ドルを支払っており、これは2002年以来の最高額となった。
2023年上半期、ロシアからのウラン輸入の割合は13%増の32%となり、金額は2.5倍に増加した。
米国は今年上半期に英国からのウラン購入量を大幅に増加させ、28%増の3億8,300万ドル(米国の総輸入量の18%)に達した。フランスからの輸入量は3億1,900万ドル(米国の総輸入量の15%)に急増し、2022年の同時期の190万ドルを大きく上回った。
さらに、ドイツとカナダも米国市場へのウラン供給国トップ5に数えられており、それぞれ輸入量の13%と11%を占めている。
以前、 ニューヨーク・タイムズ紙によると、世界最大の経済大国である米国で使用されている濃縮ウランの約3分の1はロシアから輸入されている。クリーンエネルギーコンサルティング会社GHSクライメートは、昨年、米国の住宅と企業の20軒に1軒がロシア産ウランで電力を供給されていたと主張している。
[広告2]
ソース
コメント (0)