シベリア(ロシア)の裁判所は、猫を飼っていたという酌量すべき事情を理由に、刑事被告人に執行猶予付きの判決を下した。
ロシアメディアによると、同国の司法において、猫を飼っていることが被告人の情状酌量に値するとみなされるのは初めてだという。
被告人は猫を飼っていたため、刑期が短縮された。
RTは11月19日、シベリアの都市ケメロヴォに住む48歳の被告が暴行と武器の不法所持の罪で起訴されたと報じた。この容疑は、9月に酒に酔った状態で他人を襲撃し、銃を抜き取った事件に関連している。
容疑者は警察に逮捕され、捜査に協力し、罪を認めて出廷した。裁判官は、最高刑5年の懲役刑を含む全ての罪状で被告人を有罪とした。
しかし、被告人は健康状態の悪さ、捜査員への協力、猫を飼っていることなどいくつかの酌量すべき事情により、最終的に執行猶予付きの判決を受けた。
地元メディアによると、ロシアの刑法では猫の飼育が酌量すべき事由とみなされたことは一度もない。被告人が幼い子供を育てている場合や親族の世話をしている場合、通常は刑罰が軽減される。RTによると、ロシアの裁判所はこの判決についてコメントしなかった。
(11月20日、タン・ニエン記者による)
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