モルディブ政府はインドに正式に支援を要請していないが、ビジネス・トゥデイによると、両国はモハメド・ムイズ大統領のニューデリー訪問の際にこの件について協議する予定だという。
観光の楽園モルディブは、対外債務不履行に陥る危機に直面している。(出典:ゲッティ) |
同紙によると、インドは、島国モルディブが史上初のスクーク(イスラム債の一種)の債務不履行に直面する中、同国への金融支援を準備していると報じられている。
6月、国際信用格付け機関フィッチはモルディブの信用格付けを引き下げ、この南アジアの観光の楽園が対外債務不履行に陥る可能性があると警告した。
ブルームバーグによると、モルディブはインド準備銀行(RBI)の通貨スワップ制度の下で4億ドルに即時アクセスできるほか、2019年に延長された8億ドルの信用枠の下で追加の長期融資を受けることもできる。
この潜在的な支援は、特にイスラム債券の一種であるスクークの債務不履行に対する懸念が高まる中、モルディブが来月返済期限を迎える対外債務を支払うのに役立つだろう。
モルディブ政府は最近、義務を果たすことを約束しており、これによりスクークの価値は記録的な低水準から上昇した。
ブルームバーグは、モルディブが5億ドルのスクーク融資のうち2500万ドルを10月に支払う予定だと報じた。モルディブ金融庁はインドと4億ドルの通貨スワップについて協議中であることを確認したが、インド外務省をはじめとする関係機関はこの件についてコメントしなかった。
オブザーバー・リサーチ財団(ORF)によると、モルディブの負債は2024年3月時点でGDPの110%にまで急増し、外貨準備高は減少している。
公式データによれば、モルディブの対外債務は2023年に40億ドルを超え、同国の国内総生産の約118%を占め、2022年より約2億5000万ドル増加した。
一方、9月13日にスリランカを訪問したムーサ・ザミール外相は、モルディブが直面している問題は「一時的なものに過ぎない」とし、同国は国際通貨基金(IMF)に救済を求める予定はないと述べた。
今週初め、大統領府報道官のヒーナ・ワリード氏は、モルディブの指導者が隣国インドを「間もなく」訪問すると述べた。インディアン・エクスプレス紙によると、訪問は来週半ばまでに行われる可能性があるという。
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出典: https://baoquocte.vn/maldives-truoc-nguy-co-vo-no-an-do-vao-cuoc-286445.html
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