ユルゲン・クロップ監督は、愚かな質問と称して怒り、FAカップ準々決勝でリバプールがマンチェスター・ユナイテッドに3-4で敗れた後、インタビューから退席した。
ノルウェーの通信社Vスポーツの記者から、リバプールが延長戦でなぜ試合の強度を落としたのかと問われたクロップ監督は、怒りを込めてこう答えた。「馬鹿げた質問だ。我々の試合をよく観ているなら、なぜあんなにエネルギーがあるのかと、他の場面で問うこともできる。リバプールが最近何試合、マンチェスター・ユナイテッドが何試合やったかは知らないが、それがスポーツだ。その質問には本当にがっかりしたが、君は明らかにそれが良いことだと思っているようだ」
「つまり、リバプールは試合をやりすぎているということですか?」とノルウェー人記者は問い続けた。「そう思いませんか?明らかに体調が良くありませんし、私は全く心配していません」とクロップ監督は答え、記者の前を通り過ぎてインタビューを終えた。
3月17日、オールド・トラッフォードで行われたFAカップ準々決勝で、リバプールがマンチェスター・ユナイテッドに3-4で敗れた時のユルゲン・クロップ監督。写真: AP
3月17日、オールド・トラッフォードで行われたリバプール戦。スコット・マクトミネイに10分に先制点を許し、苦しい立ち上がりとなった。その後、アレクシス・マック・アリスターとモハメド・サラーが立て続けに得点し、アウェイチームがリードして前半を折り返した。後半に入ると、リバプールは試合を支配したものの、チャンスを逃し、87分に交代出場のアントニーに同点に追いつかれ、その代償を払うことになった。
「試合を終わらせることはできなかった。オールド・トラッフォードでチャンスを作れば、マンチェスター・ユナイテッドにチャンスが巡ってくるのは明らかだ」とクロップ監督は試合後の記者会見で語った。「我々にとって本当に厳しい試合だった。リヴァプールが苦戦しているのを初めて目にした。勝てば試合を観戦する絶好のチャンスになる。負ければ最悪の気分だ」
2024年、リバプールは18試合、マンチェスター・ユナイテッドは12試合を戦う。FAカップ準々決勝の直後、両チームの選手は代表チームに合流し、今後2週間で2試合の親善試合に臨む。今回のトレーニングキャンプ後、選手たちの疲労が蓄積する可能性について問われると、クロップ監督は「代表チームのコーチ陣は、夏のEUROに向けて選手たちが最高のコンディションで臨むことを望んでいるはずだ。だから、今後2試合は90分フル出場してほしい。しかし、それをコントロールすることはできない」と答えた。
マンチェスター・ユナイテッドへの敗北により、クロップ監督の最後のシーズンに歴史的な4冠を達成するというリバプールの夢は打ち砕かれた。リーグカップで優勝し、プレミアリーグで2位につけており、ヨーロッパリーグ準々決勝ではアタランタと対戦する。
ホン・デュイ
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