過激派組織「イスラム国」(IS)は先に、1979年のイラン革命以来最悪の死者を出した水曜日のケルマーン州での攻撃について犯行声明を出していた。
イランのエブラヒム・ライシ大統領は、2024年1月5日、イランのケルマーンで起きた爆弾テロの犠牲者の葬儀で演説した。写真:WANA
イラン情報省は声明で、治安部隊がケルマン州の自爆テロ犯2人を支援したとして2人を逮捕し、イランの他の地域で事件に関与した疑いのある9人を逮捕したと発表した。
国営テレビによると、金曜日に犠牲者が埋葬される際、会葬者たちは棺の上で泣き、群衆は「復讐、復讐」と叫んだという。
イラン情報省は、爆発装置とその原材料、爆発ベスト、リモコン、起爆装置、そして爆発ベストに使用されていた数千発の弾丸を押収したと発表した。自爆テロ実行犯の1人はタジキスタン国籍と特定された。
イスラム国は木曜日、ソレイマニ氏の死を悼む群衆に向けて、構成員2人が爆発ベルトを爆発させたと発表した。革命防衛隊の司令官、ホセイン・サラミ少将はケルマーンのイマーム・アリ宗教センターで行われた葬儀で、「我々はどこにいてもあなたを見つける」と述べた。
イランのエブラヒム・ライシ大統領はテレビ演説で、「我々の部隊がいつどこで行動するかを決定する」と述べた。
米国が傍受した通信は、アフガニスタンのイスラム国(ISIS-K)傘下組織がイランで発生した2件の爆破事件を実行したことも確認したと、情報に詳しい2人の関係筋が金曜日にロイター通信に語った。「情報は明確で否定できない」と関係筋の1人は述べた。
ISIS-Kは過去5年間、イランで複数の攻撃に関与したと非難されている。逮捕された者のほとんどは、イラクやシリアのISネットワークではなく、アフガニスタンのIS関連組織に所属するイラン人、中央アジア人、またはアフガニスタン人である。
イスラム教スンニ派の組織であるISは、イラン国内のイスラム教徒の大半を占め、アフガニスタンでもしばしば標的となっているシーア派イスラム教徒に対して深い憎悪を抱いている。ISはシーア派イスラム教徒を背教者とみなしている。
フイ・ホアン(WANA、ロイター通信による)
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