王毅氏とジェイク・サリバン氏(右)
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AFP通信は1月27日、中国外務省の声明を引用し、中国の王毅外相と米国のジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官がバンコク(タイ)で「率直で実質的かつ効果的な」対話を行ったと報じた。
これを受けて、両当局者は1月26日と27日、2023年11月にサンフランシスコ(米国)で開催されるジョー・バイデン米大統領と習近平中国国家主席の首脳会談で達成された合意の実施や、中米関係における重要かつ敏感な問題の適切な処理について対話を行った。
中国共産党中央委員会 政治局委員および外事工作委員会主任を兼任する王毅氏は、台湾問題は「中国の内政であり、台湾地方選挙によって台湾が中国の一部であるという基本的事実が変わることはない」と強調した。
中国外務省の声明によると、台湾海峡の平和と安定に対する最大の脅威はいわゆる「台湾独立」運動であり、中米関係に対する最大の挑戦もやはり「台湾独立」運動である。
新華社通信は王毅外相の発言を引用し、両国は互いに平等に接し、共通点を模索し、互いの核心的利益を尊重すべきだと述べた。
双方は麻薬対策協力の共同作業部会を設立し、人工知能(AI)に関する中米政府間対話メカニズムの初会合を開催し、人的交流の拡大に向けてさらなる措置を講じることで合意した。
米国側では、ホワイトハウスが声明を発表し、今回の会談は両国首脳の指示の下、両国関係においてオープンな対話のチャンネルを維持し、責任ある競争を管理するための取り組みの一環だと述べた。
サリバン氏は、米中は競合関係にあるものの、両国は紛争や対決への転換を阻止する必要があると強調した。双方は、幅広い協力分野における今後の取り組みについて協議した。
サリバン氏と王氏は、米中両軍間の通信再開における最近の進展と、これらのチャネルを維持することの重要性を指摘した。また、AIに関する米中対話の開催に向けた今後の取り組みについても協議した。
双方は麻薬対策協力の進展を歓迎した。さらに、ウクライナ紛争、中東情勢、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)、南シナ海、ミャンマーといった世界情勢及び地域情勢について、率直かつ実質的かつ建設的な議論を行った。
台湾問題については、サリバン氏は台湾海峡を挟んだ地域の平和と安定を維持することの重要性を強調した。
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