6月25日に発表されたギリシャ選挙結果によると、新民主党(ND)が40.4%の票を獲得し、国民議会で過半数を獲得した。
ギリシャの元首相キリアコス・ミツォタキス氏、新民主党(ND)候補。(出典:AA) |
保守系新民主党(ND)の候補者であるキリアコス・ミツォタキス元首相は、6月25日の勝利後の演説で、国が切実に必要としている改革プロセスを推進するという使命を自分に与えてくれた国民に感謝の意を表した。
公式結果によれば、新民主党は投票の40.4%を獲得し、300議席中157議席を獲得してギリシャ議会の過半数を獲得した。
この勝利により、ミツォタキス氏は賃金の引き上げや医療制度の改革といった目標を含む経済成長への取り組みを再確認した。
「有権者は我々に多数派を与えてくれた。大規模な改革プログラムがまもなく実行されるだろう」とキリアコス・ミツォタキス元首相は強調した。
キリアコス・ミツォタキス氏(55歳)は、ハーバード大学(米国)を卒業し、ギリシャで最も影響力のある政治家一族の一つの出身です。彼はギリシャを新型コロナウイルス感染症のパンデミックから救い出し、首相在任中(2019年以降)は2年連続で力強い経済成長を達成しました。
5月21日の総選挙では、ミツォタキス首相率いるND党が40.8%の得票率でトップに立ったが、単独で政権を樹立するには十分な多数派を獲得できなかった。
2位と3位の政党もND党との連立政権に参加することを拒否したため、ギリシャは2回目の選挙を実施せざるを得なくなった。
ギリシャの選挙規則によれば、第2回投票(第1回投票でまだ明確な結果が出ていない後)で勝利した政党は、得票率が25%を超える選挙区ごとに最大50議席を国会に追加で獲得する機会が与えられる。したがって、第2回投票で首位に立ったND党は、追加議席を獲得した。
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