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5月14日朝、タイの有権者は新たに500議席となる下院議員選挙への投票を開始しました。投票は午前8時(ベトナム時間)に開始され、全国9万5000カ所の投票所で午後5時まで行われます。今回の投票資格を持つ有権者は5200万人以上と推定されています。
バンコクの投票所で有権者が投票する。写真:CNA |
約70の政党が選挙に立候補しているものの、現職プラユット・チャンオチャ首相率いる統一タイ国民党(UTN)と、亡命中のタクシン・シナワット前首相率いるタイ愛国党から分派したタイ貢献党の二大政党による争いになると予想されている。タイ愛国党は現在、解散している。
インフレがタイのパンデミック後の経済回復の足かせとなる中、候補者らは選挙公約で生活問題を強調している。
ほとんどの政党は、最低賃金の引き上げ、年金の支給、債務の繰り延べ、農産物価格の保証といった福祉政策を公約している。タイ貢献党は、16歳以上の全国民に電子ウォレットを通じて1万バーツ(293ドル)を支給することを公約している。また、各政党は2017年憲法の改正も公約している。
ハートヤイの投票所で有権者が投票する。写真:CNA |
今年のタイ下院選挙では、6,000人以上の候補者が、選挙区議席400と政党名簿議席100を含む500議席を争うことになります。有権者はそれぞれ2枚の投票用紙を受け取ります。1枚は地方選挙区の候補者、もう1枚は全国レベルの政党の候補者です。選挙区議席400は、各選挙区で最多得票を獲得した候補者に与えられます。
一方、政党名簿に載る100議席は、全国得票率に基づいて政党に比例配分されます。政権を樹立するには、政党または政党連合が下院の500議席のうち少なくとも251議席を獲得または確保する必要があります。
タイ選挙管理委員会(EC)は以前、投票率が85%に達する可能性があると推定していた。EC副事務総長のスラニー・ポンタウィー氏によると、同委員会は同日午後10時に暫定結果を発表する予定だ。
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