日本に続き、韓国も北朝鮮が5月31日から6月11日の間に衛星打ち上げ計画を発表したとの情報をつかみ、先に動いた。
北朝鮮の金正恩委員長が2022年に国家航空宇宙開発局を訪問した。 |
具体的には、聯合ニュースは、5月29日に韓国国家安全保障会議(NSC)が趙泰鎔国家安全保障担当補佐官の議長の下、緊急会議を招集したと報じた。
韓国当局者によると、NSCメンバーは北朝鮮の新たな動きに対する対応策を議論し、関連情報を尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に提出した。
韓国国家安保室は「関連する動向を注視している」と述べた。
一方、韓国外務省は北朝鮮に対し発射計画の撤回を促し、北朝鮮の行動に対応するために国際社会と協力することを約束した。
数時間前、共同通信は、日本政府が北朝鮮から初の軍事偵察衛星打ち上げ計画に関する通知を受けたと報じた。松野博一官房長官はこの情報を確認した。
これを受けて北朝鮮は、発射時に物体が落下する可能性のある海上の危険地域を3つ特定すると述べた。その中には、朝鮮半島西部の2つの地域とフィリピン東部の1つの地域が含まれる。これらの地域はすべて、日本の排他的経済水域(EEZ)外にある。
防衛省は情報を受けて直ちに、SM-3ミサイルやパトリオットPAC-3ミサイルを使って北朝鮮のミサイルを破壊する準備を指示した。
日本政府も平壌の動きに懸念を表明した。岸田文雄首相は、これまでの経緯を踏まえ、北朝鮮による衛星搭載ロケットの発射は弾道ミサイル実験とみなしていると強調した。
岸田氏は関係省庁に対し、米国や韓国と連携し、北朝鮮に「自制」を求めるよう指示した。
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