ファム・ミン・チン首相が欧州理事会のシャルル・ミシェル議長と会談。写真:ドゥオン・ザン/VNA会談で、双方はベトナムと欧州連合(EU)関係が深まり、実質化に向かう前向きな進展に満足の意を表明した。ファム・ミン・チン首相は、EUはベトナムの外交政策における主要な重要パートナーであることを確認した上で、双方が各レベル、特にハイレベルの代表団交流を促進し、ベトナム・EU包括的パートナーシップ・協力枠組み協定の枠組み内で協力・対話メカニズムの有効性を維持・促進することを提案した。首相は、欧州理事会議長に対し、加盟国議会がEVIPA投資保護協定を早期に批准するよう促し、双方の投資協力に突破口を開くよう求めた。また、EUがベトナムの水産物輸出に対するIUUイエローカードを早期に解除するとともに、ベトナムが現代的で持続可能な漁業発展モデルへと転換することへの支援を継続できるよう、欧州理事会に発言権を与えるよう求めた。ファム・ミン・チン首相は、EUとその加盟国が、資金、技術、グリーン移行プロセスにおける能力構築、再生可能エネルギー開発、支援産業を優先し、公正エネルギー移行協定(JETP)を実施するための資源誘致においてベトナムを引き続き支援することを期待している。
ファム・ミン・チン首相が欧州理事会のシャルル・ミシェル議長と会談。写真:ドゥオン・ザン/VNAシャルル・ミシェル欧州理事会議長は、ファム・ミン・チン首相と会談し、ベトナムとEUの関係が多くの分野、特にハイレベルの交流や接触、
経済貿易・投資協力において強固かつ大きく発展していることを喜ばしく思うと述べた。議長は、ベトナムの汚職防止への努力を高く評価した。ベトナム産水産物に対する「イエローカード」問題については、両国がこの問題への対応で進展を遂げてきたことを高く評価した。また、議長は、EUがベトナムのグリーン・トランスフォーメーションと平等エネルギー移行パートナーシップ(JETP)の実施を強く支持すると述べた。議長は、ベトナムが引き続きEUとASEANの関係強化を支援していくことを期待している。
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