中国政府は1月13日、ドイツのアンナレーナ・バーボック外相が南シナ海でのフィリピン艦船との最近の衝突における中国の行動について「不当な発言をした」と非難した。
ドイツ外務大臣アンナレーナ・ベアボック氏。(出典:Imago-Images) |
ドイツの外相として約10年ぶりとなるフィリピンへの最近の訪問で、ベアボック外相は中国が係争海域での航行の自由を脅かしており、この紛争はドイツや他の欧州諸国にとって懸念事項であると述べた。
マニラ駐在の中国大使館はフェイスブックページに投稿し、「中国とフィリピンの間で最近発生した海上事件は北京が引き起こしたものではなく、中国は領土 主権と海洋権益を守るために必要な措置を講じてきた。地域外のいかなる国も、中国とフィリピンの間の海洋紛争に干渉する権利はない」と述べた。
中国大使館の声明は、最近の事件について中国を責めるべきではないと強調し、北京は「南シナ海の平和と安定を共同で維持することを目指し、対話と協議を通じてマニラとの紛争を適切に解決することに尽力している」と述べた。
中国代表団は、南シナ海における航行の自由について「これまでいかなる問題もなかった」と述べ、「地域諸国間の不和を煽るための外部勢力による意図的な干渉」を非難した。
(サウスカロライナ州立大学モーニングスター紙によると)
[広告2]
ソース
コメント (0)