中国国防省の呉謙報道官は11月30日、米中首脳が11月初めに合意したことを受け、両国が軍事通信チャンネルの復旧について協議していると述べた。
中国国防省の呉謙報道官は、ワシントンと北京の間のコミュニケーション再開への期待を表明した。(出典:中国国防省) |
ゴ・キエム外相は記者会見で、両国の国防当局は平等と尊重の原則に基づき、軍事通信の再開に向けて協力していると述べた。中国国防省が、両国間の関係悪化の中で中断されていた軍事通信チャンネルの復旧に向け、米国と協力していると認めたのは今回が初めてである。
呉謙氏は、両国首脳の合意に基づき、平等と尊重の原則に基づき、両国はハイレベルの軍事交流、中米防衛政策調整交渉、中米軍事海洋協議協定の協議、そして戦場指揮官間の電話会談を再開すると強調した。中国軍は米軍と協力して、健全で安定した中米軍事関係の促進に努める用意がある。
さらに呉謙氏は、習近平国家主席とジョー・バイデン大統領が各分野で20以上の目標について協議し合意したことを確認した。これは中米関係の健全で安定した持続可能な発展の証しだ。
中国国防省の代表者によると、北京は軍事における人工知能(AI)管理の分野で協力する用意があり、各国に軍事分野におけるAI技術の研究、開発、応用に責任を持つよう呼びかけている。
呉謙氏は、中国はAIを国家 主権を損なうために利用することに反対すると述べた。中国側は、様々な関係者との交流と協力を強化し、軍事目的のAI政策に関する合意形成を望んでいる。
[広告2]
ソース
コメント (0)