トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の就任演説は団結と連帯を強調し、世界 政治におけるアンカラの極めて重要な役割を示すよう努めた。
レジェップ・タイップ・エルドアン大統領は、トゥルキエで最も長く在任した指導者である。 (出典:ロイター通信) |
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、5月28日の第2回選挙で52.2%の票を獲得し、6月3日に就任宣誓を行った。これにより、69歳のエルドアン大統領の20年間の統治がさらに5年間延長される。
エルドアン大統領は、首都アンカラのトルコ議会で行われた就任式で、「私は大統領として、歴史と偉大なトルコの前に名誉と誠実さをもって祖国の存在と独立を守ることを誓う」と宣言し、「憲法、法の支配、民主主義、故アタチュルク大統領の原則と改革、そして共和国の原則を遵守する」と誓約した。
彼は「政治的見解、出身、宗派に関係なく、国内の8500万人全員が歓迎される」と断言した。
ビルギ・イスタンブール大学国際関係学部のエムレ・エルドアン教授によると、大統領の演説は「団結と連帯を繰り返し述べ、選挙運動中に有権者が感じた怒りを忘れることの重要性を強調した」という。
専門家は、指導者が「自由で包括的な憲法について話す」ことが重要だと述べた。「彼はこれまでこのような形でこのことについて話したことがなかったからだ」
エルドアン大統領はまた、「この地域におけるトルコの平和推進者としての役割を強調し、世界政治におけるトルコの極めて重要な役割を示そうとした」と述べた。
開通式には、少なくとも78名の各国および国際機関の首脳や代表者が出席した。国際来賓には、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領、ハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相、アルメニアのニコル・パシニャン首相などが含まれていた。
成長を刺激するための金利引き下げ政策もあってインフレ率が現在43.7%に達している中、エルドアン大統領にとって国の経済問題への対処は最優先課題となるだろう。
エルドアン大統領は6月3日夜(現地時間)、新たな大臣を含むトルコの新内閣を発表した。
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